ヒメヒラゴケ　Neckera pusilla Mitt.
ヒラゴケ科

04/11/07 Hyogo-ken, Kasumi-cho, Amarube, on rock-wall of a shrine
　写真中央の、やや密に見える固まりがヒメヒラゴケの群落。
　主に西日本に分布する。石灰岩地にでるが、それ以外では、山陰の低地でたまに
見かける。

　

同上のアップ。
　茎（正確には二次茎だが）の先端部が石壁から離れて水平方向に伸びる点と葉がやや平たくつく点は、ヒラゴケ属の他種と同じ。
　低地の樹幹に普通のチャボヒラゴケなど、ヒラゴケ属の種は、葉が波打つことが多いが、ヒメは葉が波打たない。葉の色は、緑色で、微妙に光って見える。他種と異なり、黄色っぽくはならないようだ。